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2016年12月22日

晩秋の紅葉

こんにちは  辰尾です。 先日、後楽園に仕事で出かけて来ましたが、その折に東京のど真ん中に歴史史跡として残っている広い庭園、小石川後楽園を散策して来ました。 12月も下旬に入っているのにまだ紅葉が残っていたのでびっくりしました。 先回の私の話はカエデとモミジは植物学的には同じカエデ科カエデ属に分類されていて違いは無いとの話をしましたが、この小石川後楽園では同じカエデ属の木が赤い葉を付けた木と黄色い葉を付けた木があったので、ちょっと不思議に思って調べてみました。 樹木の葉っぱには、もともと緑の色素クロロフィルと黄色の色素カロチノイドが含まれていて、秋になり日差しが弱くなり気温が下がると、緑色のクロロフィルが分解されて少なくなり、黄色のカロチノイドが残るため、イチョウなどの葉は黄色くなります。  一方、落葉樹は秋になると葉っぱと茎の間の栄養が行ったり来たりしないよう自ら葉っぱの付け根を遮断してしまいます。モミジなどの紅葉する樹木は、葉の中に光合成でできた糖分がたまりこの糖分が引き金となってアントシアンという赤い色素が合成され、葉っぱが赤く色づくということだそうです。しかし、同じ一本の木でも日光の当たり具合で赤い葉と黄色い葉が同居したりしていますし、同じ種類のモミジでも日当たりの条件が違うと赤い葉の木と黄色い葉の木が存在することもあるのだそうです。この小石川後楽園のモミジの木が赤と黄色だったのは日当たりの条件の違いなのかなと納得をしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年も残すところわずかになりましたが、皆様には大変お世話になりました。有難うございました。

今後とも、皆様のお役に立てるようニーズを先取りした独自商品の開発に取り組み、取り扱い商品を増やして、さらなるサービス向上に努めてまいります。

来年も変わりませずご愛顧の程をお願い申し上げます。



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