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2017年11月13日

ご神木

こんにちは 辰尾です。
先日外出した折に、600年以上の歴史を持つと言われる、東京都北区の王子神社の近くを通ったので、境内に入ってみました。
社殿正面には太いクスノキがあり、この神社のご神木と思わせる風格を感じました。しかし、社務所横の崖寄りに一際高くて太いイチョウの木が目に入りましたので、傍に行ってみましたら、看板が立っていてその由来について記述されていました。この神社ができた頃に植えられたイチョウでやはり600年ほどの樹齢を持つ木でした。
神社には長い年月を経てきた木々や、巨木とか古木、又は珍しい木等をご神木として祭っているところが多く、古い樹木や巨木には、精霊や神様といった「目には見えない尊いなにものか」が宿ると考えられており、お供えをして土地の人々を守っていただけるよう、手厚く祀るようになったものだそうです。こうした特別な木々たちは、いつしか「ご神木」と呼ばれるようになり、信仰の対象として崇められようになりました。しめ縄を張ったり、柵をはりめぐらせたりして目立つようにしている場合が多いです。
この王子神社では正面の本殿両側に配置されている太いクスノキが柵で囲ってあり、この神社のご神木であろうと思われます。しかし、社務所横の高くて太いイチョウの木も柵で囲ってあり、樹齢も古く、王子神社のホームページには、「王子権現の大イチョウにあやかり、いつも幸福・健康でありますように」との表記があることからも、こちらの大イチョウもご神木として大切にしているものと思われました。
ちなみに、神社のご神木として一番多い樹種は、スギの木だそうです。二番目はクスノキ、三番目がイチョウの木だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パワースポットとして有名なところでは、①高知県大豊町の八坂神社の「杉のスギ」で、樹齢3,000年以上になり日本最大のご神木と言われています。②静岡県熱海市の「来宮(きのみや)神社」のクスノキで、樹齢2,000年を軽く超えるだろうと言われています。③新潟県阿賀町の平等寺の「将軍杉」で樹齢1,400年以上と言われています。いずれの巨木もパワースポットとして有名になっています。機会があれば是非参拝をしてパワーをもらって下さい。
又、近くの神社でも初詣等に出かける際に是非ご神木に注目してみて下さい。



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