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2015年07月22日

柳は銀座のシンボルだった

こんにちは 辰尾です

かつて銀座には柳並木があり銀座のシンボルとして存在していましたが、昭和43年の銀座通りの大改修で無くなってしまいました。

今は銀座のシンボルを復活させようと「銀座の柳二世」が育てられておりますが、まだ目立つ存在にはなっていないような気がします。

先日、銀座8丁目に用がありましたので、帰りに「銀座の柳」を見たいと思い、銀座4丁目を起点に探し始めたのですが探し方が悪くすぐには見つかりませんでした。

スマホで調べたら、何のことはない8丁目に近い御門通り(博品館横の通り)にありました。

ちょうど、風が吹いている日だったので、柳の枝葉が風になびく様はなかなか風情が有りました。

柳は奈良時代に中国から持ち込まれた樹木ですが、日本人にはなじみの深い樹木です。

柳並木と言えば、全国的にも有名な、①城崎温泉の大谷川両岸の柳並木、②柳川市の掘割沿いの柳並木、③倉敷市の倉敷川両岸の柳並木等々が有り、風情のある情景を醸し出して観光客の目を楽しませています。

皆さんも機会が有りましたら是非観て下さい。

蛇足です

私が北海道出身だから良く知っているのですが、柳の葉が名前の由来となった魚がいます。「柳葉魚」という魚ですが読めますでしょうか?

「ししゃも」と読みます。当て字ですが、アイヌ語の「スス・ハム=柳の葉」が訛ったものと言われています。

川面に落ちて流れる柳の葉が、小さくて細いこの魚が泳いでいるように見えたのでこの漢字を当てたそうです。

 

 

 

 



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