こんにちは、藤田です。
近所の入新井西児童交通公園に子供を連れて遊びに行きました。
ここには昭和13年(大阪)から昭和48年(宮崎)まで活躍したC57-66蒸気機関車が静態保存されています。
走行距離は312万kmで、この距離は地球を約78周、月まで4往復したことになります。
現在は一日2回圧縮空気でシリンダーを動かし、動輪をゆっくり回転させています。
↓手前のボックスにエアーコンプレッサーが入っています。
きれいに塗装し直され重厚感があります。
C57型では動輪形態がそれ以前のスポーク動輪からボックス動輪へ変更されています。
当時は時速約100kmで走行し、その優美な姿から「貴婦人」の愛称で呼ばれたそうです。
運転室に入ると、レバーやバルブを触ることもできます。(一部可動します)
窓からは間近に電車(東海道線等)が見え、過去と現代の時代の流れを感じさせます。
全国には、このような引退した蒸気機関車を保存している公園は数多くありますが、
「故きを温ねて新しきを知る」お出かけスポットとして大事に後世に残してほしいものです。