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2015年09月09日

プラタナスの並木

こんにちは  辰尾です。

以前、銀座の柳のお話をして有名な柳並木を紹介しました。銀座の柳の樹種はシダレヤナギで、シダレヤナギは古くから日本人になじみも深く、全国に有名な並木道もあることから街路樹として多いのかなと思っていましたが、最近では他の樹種が多くなっているそうです。ヤナギと同じ運命なのがプラタナスのようです。昔はプラタナスの街路樹が一番多かったそうですが最近では少なくなっているそうです。葉が大きく落ち葉の処理に手間が掛ると言う理由で減ってきたのだと言う事ですが、私の周りでもあまり見かけないな~と思っていました。つい最近東日本橋の隣の人形町を歩いている時に見つけましたのでご紹介します。人形町交差点から久松警察署の方に伸びている街路の両側にプラタナスの樹があります。プラタナスは、ヨーロッパで多く植樹されていましたが、それがアメリカに渡り、明治時代に日本に来たのだそうです。

プラタナスもなじみの深い樹種で、「プラタナス」で分からなくても、「すずかけ」と言えば分かる人もいると思います。

プラタナスの果実が楽器の鈴に似ていることから「すずかけ」と和名がついたものです。

古くは、「鈴懸の径」と言うタイトルで、灰田勝彦、ザピーナツ、賠償千恵子などが「友と語らんすずかけの道、通いなれたる学び舎の道」と歌っていましたし、最近では、「すずかけの木の道で・・・」と言う長いタイトルの歌をAKB48が歌っています。

街を歩くときに街路樹を気にして観ていると、写真からも分かるように樹皮に特徴がありますのですぐプラタナス(すずかけ)だと分かると思いますよ!

 

プラタナスの並木                                  樹皮           葉

 



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